7月19日、「天気の子」が公開された。メディアや様々なサイトで大きく取り上げられ、「君の名は」の大ファンである筆者も公開を今か今かと待ち望んでいた。本ブログでは、「天気の子」のあらすじを詳細に記載していく。

注意:この記事は「天気の子」のネタバレを含んでいますので、ストーリーを知りたくない方は読まないことをおすすめします。

天気の子 予告特編

天気の子 ネタバレあらすじ

あらすじ①

物語は陽菜という少女が病院で昏睡状態になる女性の手を握っているシーンから始まる。陽菜は窓から大雨の東京の街を見つめ、雨空から建物の一点に光が降り注いでいるのを見る。

「天気の子」ネタバレあらすじ - Hina
Hina flying in the sky

予告編のように、陽菜は光の差している場所へと向かう。階段を上ると屋上には鳥居があり、手を合わせ、願いながら鳥居をくぐる。すると陽菜は未知の世界に浮かんでおり、空には透明な魚たちが泳いでいる。

帆高は東京へと向かう船に乗って、都会の高層ビルの景色に胸を躍らせる。すると突然大嵐になり、船は揺れ、帆高も船上でバランスを崩し、船から落ちそうになる。そこを圭介に助けられ、お礼として帆高は圭介に夕食とビールをおごることになる。圭介は帆高に名刺を渡し、何かあったら連絡するように伝える。

帆高は東京に着くが、仕事も見つからず、漫画カフェで過ごすことを余儀なくされる。あてもなく、雨の中寝る場所を探していると、ゴミ箱を倒してしまい、中にあった捨てられたピストルを見つけ、自分のものにする。ある日、マクドナルドで夜を明かしていると、店員が帆高を見かねてバーガーをごちそうしてくれる。その店員が陽菜だった。

帆高は圭介に連絡し、仕事をもらうことにするが、たどり着いた圭介の家には圭介はおらず、夏美というきれいな女性に出会う。夏美は圭介のアシスタントであると名乗り、圭介との関係は帆高の想像通りだよと言ってウインクする。圭介が戻り、帆高にオカルト雑誌のアシスタントとしての仕事を与える。

部屋代と交通費、携帯そして、ほんの少しのお給料と引き換えに、帆高は圭介のもとで働き始め、超常現象に関する取材に向かう。圭介は帆高に、「100%の晴れ女」に関する取材を命じる。帆高は家事に仕事にと、望んでいた充実した生活を手にすることができたと感じる。

あらすじ②

ある日、帆高は陽菜が怪しげな男性に怪しげな仕事をさせられそうになっているのを偶然見かける。帆高は男たちから陽菜を逃がそうとするが、男たちに押さえつけられてしまう。帆高は持っていた拳銃を見せるが、男たちは本物だとは思わず、暴行を続けるため、帆高は引き金を引いてしまう。男たちが驚いている隙に、帆高と陽菜はその場から逃げ去る。

逃げ込んだ廃ビルで、陽菜は帆高が発砲したとこや、帆高の無謀な行動を叱りつけ、助けは必要ないと伝える。銃を捨て、いらだちを隠せない帆高を陽菜は慰め、帆高は家出少年に違いないと話す。お互いに自己紹介をし、陽菜は帆高を鳥居のあるビルの屋上に連れていく。降り続く雨を見つめる帆高に、陽菜は「もうすぐ晴れるよ」と話す。すると、空から光が差し込み、雨が止む。驚く帆高が陽菜を見ると、陽菜は手を合わせて祈りをささげていた。帆高は彼女が噂の100%の晴れ女であると知る。

「天気の子」ネタバレあらすじ

陽菜と帆高はビジネスパートナーとなり、帆高は陽菜の家を訪れて、彼女の弟、凪と出会う。陽菜は母親をなくてしてから凪と二人で暮らしていた。二人は100%の晴れ女ビジネスをはじめ、晴れを3400円でネットで売ることにした。すぐに注文が入り、老若男女の個人から大きな企業まで様々な場所から注文を受けるようになる。あるおばあさんのところに行った際に、帆高たちは空の上には別の世界がある、といった話を聞かされる。

陽菜は東京の高層ビルで花火大会のために祈りをささげているところを、テレビで取り上げられるまでになる。二人は屋上から花火を見る。陽菜は帆高にお礼を言い、晴れ女でよかったと話す。

あらすじ③

陽菜の18歳の誕生日に向けて、帆高は彼女に指輪を買う。圭介と彼の娘と遊びに行った際に、帆高は陽菜を圭介と夏美に紹介する。帰り道、帆高は陽菜に指輪を渡そうとするが、なかなか切り出せないでいる。勇気を振り絞ろうとしたその時、強い風が吹き、帆高は風に流される。目を開けると、陽菜が宙に浮かんでいた。

陽菜が下りてくると、帆高は陽菜の手の一部が雨のように透けて見えることに気づく。陽菜はこれが晴れ女の代償であると帆高に伝える。陽菜のアパートに戻って、体を乾かしていると、帆高を探しているという警察が現れる。陽菜は帆高のことを知らないというが、警察は、陽菜と凪は若すぎて二人で住ませるわけにはいかないので、明日施設のスタッフと一緒に再度家に来ると伝える。

帆高は圭介に会い、圭介から警察が圭介の家にも来たことや、帆高の親が警察に捜索を依頼していることなどを伝える。圭介は帆高に給料分のお金を渡し、家に帰るように言う。陽菜の家では、陽菜と凪が施設に入れられないように、家をでる準備をする。帆高も一緒に逃げたいと伝える。東京が大嵐のその夜、3人は寝る場所を探して夜の街を歩く。

3人は帆高を探す警察に呼び止められる。危険を感じた陽菜は不思議な力で雷を呼び起こし、近くのトラックを爆発させる。警察たちが気を取られている隙に、3人は逃げだす。やっとのことで、3万円で泊まれるホテルを見つけ、3人はそこで夜を明かすことにする。

「天気の子」ネタバレあらすじ

休む場所を見つけた3人は、大きなお風呂にはいったり、冷蔵庫いっぱいの食事をしたり、凪が眠るまでカラオケを楽しんだりした。怒涛の1日を終え、帆高は陽菜と二人きりになり、やっと指輪を陽菜に渡す。陽菜が喜んだものつかの間、陽菜は帆高に、晴れ女の力を使った代償として、普通の世界にとどまることができなくなったと伝える。もしとどまれば、東京は雨が止むことはなくなると伝える。陽菜は帆高に別れの時は近いことを伝え、凪の面倒を見るように頼む。帆高はいかないでほしいと頼み、二人は涙する。

次の日、帆高が目覚めると陽菜の姿はどこにもなかった。警察がホテルに踏み込んできて、帆高と凪は捕えられてしまう。

あらすじ 4

パトカーに連行される際に、陽菜の指輪が空から落ちてくる。帆高はそれを拾い上げ、陽菜は雲の上の別の世界に連れていかれたのだと知る。警察署で陽菜を助けに行かせてほしいと頼むが、警察は取り合ってくれない。帆高は刑事から陽菜が本当は15歳だったことを知り、自分たちの前で大人びた振る舞いをみせていた陽菜が、本当は年下だったことを知る。帆高は警察をまきながら警察署から逃げ出した。ちょうどバイクに乗った夏美が帆高を助けにくる。

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帆高は夏美に鳥居のある建物に連れて行ってほしいと頼む。途中で冠水した道路で進めなくなるが、帆高は自分の足で走り出す。線路上をただひたすらに走り続け、帆高は目的のビルにたどり着く。そこには圭介が待っており、警察署に戻るように帆高を説得する。圭介は帆高を連れ戻そうとするが、帆高は圭介にかみつき、腕を振り払う。

帆高はかつて自分が捨てた銃を見つけ、銃口を圭介に向け、陽菜のもとに行かせるように頼む。そこに警察がやってきて、帆高は取り押さえられるが、帆高の必死な様子を見た圭介は、感化され、帆高を逃がすために警察に向かっていく。凪もまた同じビルにやってきて、圭介とともに帆高のために戦う。帆高は屋上にたどり着き、鳥居をくぐる。

帆高は空中で雲の下をどんどんと落ちていく。帆高は草の生えた大きな雲を見る。陽菜の名前を呼ぶ帆高の声に気づいた陽菜は目を覚まし、雲の上から帆高のもとへ飛び込む。二人は空中を落ち続けながら、お互いに手を伸ばし続ける。やっと手をつかむことができた帆高は、雨が降り続けようが関係ない、陽菜さえいればいいと、告白をする。

あらすじ 5

警察は二人が鳥居の下で眠っているところを見つける。陽菜は警察に保護され、帆高は島に送り返され、監視を余儀なくされる。それから3年間東京には雨が降り続ける。建物は海に飲み込まれ、人々は船で移動する生活を送る。

3年間、帆高と陽菜は連絡を取れずにいたが、帆高は高校を卒業すると東京に移り住み、大学生として独り暮らしを始める。そして圭介とも再会する。圭介はアシスタントを二人雇い、会社を高層ビルに移していた。帆高は以前晴れ女の注文してくれたおばあさんのところも訪れた。おばあさんから何百年か前は東京は全て海だった、だから全て昔に戻っただけだと聞かされる。

帆高は以前陽菜と一緒に歩いた道を通り、制服に身を包んで、手をあわせて祈るようにしている女の子を見かける。陽菜だと気づいた帆高は彼女に呼びかけ、陽菜は涙を流す。駆け寄った二人は抱きあい、帆高は全て大丈夫だよ、と陽菜に伝える。

この後天気の子の感想もアップする予定です。予告編をまとめた記事も要チェックです。

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